
歯科医師研修前に知っておきたい!髪型・服装等おすすめの身だしなみガイド【男女別・チェックリストあり】
歯科医師として研修に臨むとき、身だしなみは第一印象を左右する重要な要素です。患者様や先輩医師、スタッフから信頼を得るためにも、清潔感とプロフェッショナルな印象を与えることが大切です。
本記事では、研修前に知っておきたい歯科医師におすすめの身だしなみについて、ポイントを詳しく解説します。大学や先輩に聞いていても忘れがちになるポイントをチェックリスト付きで紹介しています。これから研修を控えている歯学生の方は、特に参考にしてください!
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身だしなみの基本ポイント
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- 清潔感
- ユニフォームや白衣はシワや汚れがないように常に清潔に保ちます。
- 爪は短く整え、ネイルアートや派手な色のネイルは避けましょう。このあと詳しく説明しますが手元の清潔感は、患者様への信頼に直結します。
- 髪型
- 自然な髪色が望ましく、派手な染色は避けます。
- 長い髪は結び、前髪が視界を遮らないように整えます。
- アクセサリーや時計
- 患者様の口に入る可能性もありますので着用は控えましょう。どうしてもという場合はシンプルで控えめなものを選びます。特に指輪は衛生面から外すのが基本です。時計も目を引かない派手すぎないものを選びましょう。
- 持ち物
- メモのために必要なペンやノートはポケットからはみ出すぎたり、かさ張りすぎないものを選びましょう。
- 清潔感
歯科医師なら特に気にしてほしい点
手のケア
清潔感の基本は手から
歯科医師は直接患者様の口に触れるため、手袋をしているからといっても手の清潔感は絶対条件です。手洗いや消毒の習慣はもちろんのこと、以下のケアも怠らないようにしましょう。
- 爪の長さ:常に短く切り、爪の間の汚れがないようにします。できれば爪は1mm以下に保っていましょう。
- 爪の汚れ:爪の間に汚れがないかを常に確認しておきましょう。ネイルアートはできるだけ避けましょう。
- 手荒れの防止:アルコール消毒が多い職業ですので、ハンドクリームなどで保湿を心掛けましょう。乾燥した手は患者様に不快感を与える場合があります。
自身の歯と口臭ケア
歯がきれいであることは信頼感に直結
歯科医師として、自分の歯が整っていて健康であることは重要です。患者様にも何気なく見られていることもあります。定期的に歯のクリーニングやチェックを行い、自分自身の歯の健康を保ちましょう。
口臭対策
患者様に近い距離で診療を行うため、口臭対策も欠かせません。診療前や休憩後には歯磨きや口臭ケアを徹底し、飲食物にも注意します。お休みの日以外はニンニクなど匂いが強い食品は控えてもいいかもしれません。
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研修中の歯科医師の身だしなみガイドライン【男女別】
男性の身だしなみ
- 髭のケア
- 髭は清潔感を損なわないように毎日きちんと剃ります。デザイン髭や無精髭は避けましょう。
- 靴
- 黒や茶色の革靴を選び、常に磨いて清潔に保ちます。スニーカーやサンダルは控え、フォーマルな印象を大切に。
女性の身だしなみ
- メイク
- ナチュラルメイクを心掛け、派手な色使いや濃すぎるメイクは避けましょう。患者様に安心感を与える柔らかい印象が大切です。
- ストッキング
- スカートを着用する場合、肌色に近いストッキングを履きます。伝線に備えて予備を持参するのがおすすめです。
- 靴
- つま先が隠れるパンプスを選び、ヒールの高さは歩きやすさを考慮します。シンプルで装飾の少ないデザインが望ましいです。
歯科医師研修中の身だしなみチェックリスト
最後に、研修中は特に気をつけたい歯科医師としての身だしなみのポイントをチェックリストとしてまとめました。
忙しい研修中でも、このリストを毎日活用してプロとしての身だしなみを整えましょう!
▼こちらからExcelのデータをダウンロードができます。ご利用ください。
歯科研修医身だしなみチェックシート
基本の清潔感
✅️ユニフォーム:シワや汚れがなく清潔である。
✅️爪:短く整え、爪の間に汚れがない。
✅️手:手荒れがなく保湿されている。
✅️靴:きちんと磨かれ、汚れていない。
髪型
✅️長い髪は結んでいる。
✅️髪色:自然なトーンで、派手すぎない。
✅️前髪:お辞儀をしても顔にかからない。
顔周りの清潔感
✅️メイク(女性のみ):ナチュラルメイクで濃すぎない。
✅️髭(男性のみ):毎日剃り、無精髭がない。
✅️口臭ケア:診療前や休憩後に歯磨きや口臭対策を行っている。
✅️自分の歯:健康で白く清潔な状態を維持している。
アクセサリー・装飾
✅️指輪:診療中は外している。
✅️アクセサリー:着用はできるだけ避ける(どうしてもの場合もシンプルで派手すぎないもの)。
✅️時計:患者様の注意をそらさないデザイン。
診療時の持ち物
✅️ペンやノート:必要最低限にとどめ、ポケットが膨らまない。
✅️名札:清潔な状態で正しく装着されている。
靴・足元
✅️靴(男性):黒や茶色の革靴を選び、磨かれている。
✅️靴(女性):シンプルなパンプスで歩きやすいもの。
✅️ストッキング(女性):肌色で伝線していない。
その他
✅️口元の清潔感:診療中も常に注意。
✅️香り:強すぎる香水は控え、つける場合も柔らかいフレグランス程度
【まとめ】患者様から信頼されるためにプロ意識を持った身だしなみを
歯科医師の身だしなみは、清潔感や整った見た目以上に「患者様に信頼される存在」であることが求められます。そのためには、日々の手のケアや口臭対策、そして自身の歯の健康にも気を配る必要があります。
また、見学の際には高額である必要はありませんが、手土産などの心遣いは相手に良い印象を与えるでしょう。
見学後には、なるべく早く御礼状、またはメールで感謝の意を伝えましょう。
研修中は忙しい日々が続くかもしれませんが、自分の身だしなみを見直す時間を作ることもプロとしての第一歩です。カナザキ歯科では、患者様への信頼感を大切にする指導を研修の中で行っております。見学を通じて、現場の雰囲気や身だしなみのポイントを体感してみませんか?ぜひ見学のご予約をお待ちしています!
▼カナザキ歯科では、見学時に研修になったときの気になるポイントを何でも相談できます。以下の予約フォームからお気軽にお申し込みください。
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