歯科医師の履歴書の書き方とは?志望動機や自己PRの考え方も解説

2024/04/18

研修・就活

就活の際は必ず履歴書を提出しなければいけません。

この記事では、歯科医師における履歴書のポイントや書き方の注意点などを詳しく解説します。志望動機・自己PRの考え方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

歯科医師における履歴書のポイント

歯科医師における履歴書のポイントは5つあげられます。

・形式の有無を確認する
・提出方法を確認する
・応募するごとに作成する
・丁寧に書く
・空欄を作らずすべて埋める

それぞれ詳しく解説していきます。

形式の有無を確認する

実は履歴書の形式は1つではありません。厚生労働省が推奨している標準的な形式が主流ですが、志望動機欄がないものや、反対に記入欄が広く設けられているものもあります。

履歴書を準備する前に、まずは応募先が指定している履歴書の形式を必ず確認しましょう。

 

提出方法を確認する

応募する医療機関や企業によって、提出方法が異なります。主な提出方法は手渡し・郵送・メールの3つです。

また、パソコンでの作成を許可している企業もありますが、長く運営されている医療機関の場合は、手書きの方が好印象を持たれる可能性もあります。

 

応募するごとに作成する

就活は基本的に複数の医療機関や企業に応募します。そのため同じ履歴書を使いまわしたくなるかもしれませんが、それは厳禁です。作成日や通勤時間などにズレが生じ、面接官に見抜かれる可能性が高いです。

時間はかかりますが、応募するごとに新しい履歴書を作成し、指定の方法で提出しましょう。

 

丁寧に書く

複数の履歴書を作成する時は、早く仕上げたいからと気持ちが焦りがちです。しかし文字が雑になったり誤字脱字があったりすると、悪い印象を与えてしまいます。

1文字ずつ丁寧に、間違えないよう書き進めることを意識しましょう。

 

空欄を作らずすべて埋める

履歴書には学歴や免許のほか、志望動機および本人希望欄の記入欄があります。特に志望動機は空欄をなるべく無くし、記入欄をすべて埋めるくらいのボリュームで書くことが好ましいです。

完全に埋めることは難しいですが、面接官に意欲をアピールできるチャンスだと思って記入しましょう。

 

修正液などは使用しない

履歴書はボールペンで記入するため、書き間違えると修正が困難です。修正液やテープを使用したくなりますが、これはマナー違反になるため不適切です。

鉛筆やシャーペンで薄く下書きをしてから清書をする、あらかじめ参考の履歴書を作っておくなどの工夫をしましょう。

 

歯科医師の志望動機や自己PRの考え方

履歴書には、基本的に志望動機や自己PRの記入欄があります。重要度の高い部分なので、意欲や姿勢をアピールするためにも力を入れて書き進めることが大切です。

そのためには、下記2つのポイントを意識しましょう。

・希望する就職先に合わせて考える
・短所が長所になり得る

それぞれ詳しく解説します。

 

希望する応募先に合わせて考える

応募先によって求める人材や理念、環境などが異なります。そのため、自分の性格や強みがどのようにマッチするかを考えなければいけません。

例えば「コミュニケーション能力が高いから、患者様の要望を的確に汲み取れる」というアピールはどの医療機関にも当てはまる一方、面接官からの評価は得られないでしょう。

これまでの経験や性格を棚卸しし、応募先に合わせてカスタマイズしてください。

 

短所が長所になり得る

捉え方によっては短所が長所になり得ます。例えば、優柔不断は「ものごとを慎重に進める、リスク回避能力が高い」と言えたり、神経質は「几帳面で細かな部分にも気が回る」と言えたりします。

長所より短所の方が思い浮かびやすいですが、この考え方を活用して棚卸しを進めてみましょう。

 

歯科医師の履歴書の書き方

 

歯科医師の履歴書の書き方を、項目別にまとめました。

 

日付

日付は提出日を記入します。手渡しの場合は面接当日の日付、郵送の場合は投函日を記入しましょう。

写真

3ヶ月以内に撮影した証明写真を貼ります。剥がれないよう、のりでしっかり貼り付けてください。また、服装や髪型も印象を左右するので注意しましょう。

氏名

氏名の横に捺印を押します。斜めになったり薄くなったりしないよう意識することがポイントです。履歴書を書く前に押しておくと効率的です。

現住所

都道府県名から記入し、町名以降の番地や建物名も省略せずに書きましょう。

学歴

新卒の場合は中学校卒業から書き始めることが一般的です。「高等学校」と正式名称で書く、「同上」と省略しないなどの注意点があります。

免許・資格

歯科医師免許のほかに保有している免許・資格があれば記入しましょう。名称や取得年月を間違えないよう気を付けてください。

志望動機・自己PR

履歴書の中でも重要度の高い部分です。文字数が少なく空欄が目立つと、面接官からの印象が悪くなる恐れがあります。

本人希望記入欄

給料や通勤時間などを記入する欄ですが、一般的には「貴院の規定に従います」と記入することが好ましいです。

 

まとめ

歯科医師の履歴書も、基本的には一般的なものと大きな違いはありません。志望動機や自己PRなどは特に力を入れ、応募先に合わせた内容を考えましょう。